※ゾイサイトの中でも青〜青紫のものが「タンザナイト」と呼ばれています。
 
 
<『タンザナイト』誕生の時>
1960年代に世に広く知られることとなった宝石『タンザナイト』。
1968年に宝石名タンザナイトと命名されるまでは鉱物名『ゾイサイト』として知られていました。
 
長い間ゾイサイトはジュエリーに使用される石としてはさほど有名なものではありませんでした。しかし深いブルーゾイサイトの美しさに魅了されたティファニー社により、採掘地タンザニアの青紫に輝く夕暮れ時の空の色になぞらえて『タンザナイト』と命名されて*以降、この宝石の魅力を最大限に引き出す数多くのデザインが生み出され、アメリカ国内を始め世界中にタンザナイト旋風を巻き起こすことになりました。
*諸説あり
 
 
<タンザナイトに魅了される理由>
90年代後半には映画の影響もあり、タンザナイトは世界的に人気のあるカラーストーンの一つとなり、2000年前半にはターコイズやラピスに次いで12月の誕生石リストに加わりました。
 
世界中の人々がタンザナイトに夢中になる最大の理由は、見る方向により表情を変えるその色にあります。群青色から赤紫、そして時折見せる黄〜緑。一つの宝石が様々な色を持つ特徴は多色性と呼ばれ、タンザナイトはその特徴が顕著に表れる宝石の一つです。
 
 
 
<タンザナイトを選ぶ>

 
タンザナイトも他のカラーストーン同様にサイズが大きいものの方がその魅力的な色を存分に楽しめます。特に色の濃さでグレーディングされますが、青〜青紫と色の幅があるため、一般的な基準で選ぶよりもご自身のお好みの色を選ぶことが大切です。

ゾイサイトの中にはまれにピンクやグリーンがかったものもありますが、これらは比較的珍しい色合いのもので、希少性が高く宝石コレクターの間で人気が高いとされています。ゾイサイトはその名がタンザナイトほど一般的に知られていないため、分かりやすく「ピンクタンザナイト」などと呼ばれることもありますが、青〜青紫以外のゾイサイトは正しくはピンクゾイサイトのように「色+ゾイサイト」という呼称になります。

タンザナイトはより理想的な色を得るために一般的には加熱処理が行われています。まれに非加熱であっても理想的な美しさの石に出会うことがあるかもしれませんが、人の手を加えずしてすでに完璧な美しさを持つ非加熱の宝石は、タンザナイトに限らず愛好家の間では珍重される傾向にあります。 

<希少性とその価値>
タンザナイトは、現時点でタンザニアのメレラニ鉱山のみで採掘される宝石で、世界中他の地域では産出しないため、その希少性もまた人気を押し上げる要因の一つになっています。
さらに近年ではその産出量が年々確実に減少していることから、益々希少性が上がり、それに比例して市場価値も上がり続けることが予想されています。
 
※タンザナイト以外のゾイサイトは他の地域でも産出しています
 
 
<カピルのお店デルミリオーレとタンザナイト>
120種類以上のカラーストーンを扱うデルミリオーレですが、その誕生を語る上でタンザナイトは欠かすことのできない特別な宝石です。
 
デルミリオーレの創業者カピル・ミタルは元々会計士として来日しましたが、その時に偶然出会ったタンザナイトの美しさに魅了され、会計士という専門職を離れることを決意し、全く新しい宝石の世界に飛び込みました。
 

 
人生を変えた宝石『タンザナイト』
彼にとって特別なタンザナイトをぜひご覧くださいませ。

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